職種紹介
製造職
反応・精製作業を行い、
原料から製品を生産しています。
主に反応・精製作業を行っています。約4~9名で1つのチームを組み、下記3つの役割を分担しています。
反応工程では、タンクやドラム缶に入った液体の原料を釜に入れます。その後、釜の中で起こる反応を、モニター画面で監視します。
精製工程では、反応工程でできた不純物や副生物を取り除きます。
反応工程や精製工程を経て製品化し、次の作業を行う「包装業務」へ引き渡します。
完成した製品を、
充てん設備を使って、
紙袋やドラム缶などの
包材に詰めています。
完成した製品を、充てん機を使って、石油缶・ドラム缶・コンテナ・紙袋・タンクローリーなどに入れていきます。
あらかじめ決まっている1日の予定に基づき、作業を進めます。
製品が充てんされたドラム缶を、手で移動させることもあります。
また、包材にラベルを貼るなど、充てんする前の準備作業も行っています。
製品や原料をフォークリフトで
積み降ろす作業や、
発注業務を担っています。
完成した製品を、決められた場所に移動させて、フォークリフトを使ってトラックに積み込みます。会社に届いた原料を、トラックから降ろす作業も行います。
また、必要な原料を発注することも物流業務の仕事です。届いた原料が固形の場合は、製造日に合わせて液状にしておきます。
この他、ドラム缶や石油缶など、包装業務が使用する包材を発注する業務や、伝票作成も担当しています。
研究職
新製品の開発や、
社内の技術的課題を
解決しています。
研究職は、2つのグループに分かれて業務を行っています。
【研究開発グループ】- 新製品開発に向けてガラス器具を使って実験を行う
- ミニプラント(化学製品を生産する小型の装置)を使って評価用サンプルを作る
- 作成したサンプルをもとに、お客様との打ち合わせを行う
- レポート作成
【技術開発グループ】
2022年4月に新たに発足した、社内における技術的な課題を解決するグループです。
課題が生じている社内部署とやり取りを行い、実験・分析・解析を経て、解決策を導き出しています。
事務職
社内管理業務で、
会社全体を支えています。
事務職は大きく4つのグループに分かれます。
製造事務では、製造グループで使う備品の発注、システム上での保管管理など、経理では請求書発行や給与支払、月次決算業務などを行います。
総務では、社内文書作成、来客や問い合わせの対応、全社で使う備品発注などはじめ、社内が円滑に回るよう対応します。
経理では、支払いや入金の管理、確定した給与の振り込みなどを担当します。
人事では、採用関連や社内人事、就業規則作成、給与計算などを行います。
また教育研修の企画・実施、給与制度や社会保険などの労務管理も担っています。
設備保全
プラント内にある機械全般の
修理・補修を行っています。
プラントの屋外にある配管をはじめ、工場内にある配管、反応器、ポンプ、コンプレッサ、真空装置、充てん機といった機械の修理・補修を行っています。
老朽化に伴って異音などのトラブルが発生することも多いため、補修業務がメインとなります。
社内では、修理報告書の作成や業者との調整業務も行います。
また、プラントの現場社員が使用する補修用品の予備確認、発注も大切な仕事です。
新たな機械を購入する際には、能力や用途などを踏まえて検討し、適切なものを選定して見積り依頼をします。
高圧から低圧までの電気全般、
計装設備の保全を行っています。
高圧や低圧といった電気、計装設備に関わる保全業務を行っています。
工場内を安全な状態に保つため、保守点検や法定点検を実施し、必要であれば関係業者に修理を依頼します。
現場で壊れたものを修理するうえで、どの業者にどのような修理をしてもらうのかの「検討作業」が多く発生します。
また、温度計、圧力計、流量計といった計装設備では、点検業務がメインです。
点検した結果修理が必要になれば、業者とのやり取りや社内外との調整をする役割も担います。
製品タンクや配管など、
製造設備の建設・設計業務を
行っています。
製品タンクの設計や、配管・ポンプの能力設計、反応器の設計、プラントの設計まで、製造設備にまつわる建設・設計業務を行います。
設計するものによっては化学工学の知識も必要となり、これまでの知見が大きく生かされるポジションです。
1日の業務の大半が、設計・検討業務になります。
どのような設備にするとより効率化が図れるのか、じっくり検討したうえで見積もり、予算決定、発注へと進めていきます。
工事には1年ほどかかり、全体を通して長丁場の仕事をコツコツとやり遂げる力が必要です。
化学分析
自らの五感をはじめ、
溶液や機器などを用いて、
あらゆる側面から分析を行います。
ビーカーやフラスコなど、学校の実験で使用した器具も使いながら、自社製品の化学分析を行います。
【分析方法】- 目視での確認や臭いの確認など、人の五感を用いて行う「官能分析」
- 溶液を一滴ずつ加えて、化学反応を見ながら行う「滴定分析」
- 高度な機器を使用し、化学的な特性を検出して分析する「機器分析」
その他、分析結果をパソコンに入力したり、結果を記録する「試験成績表」の作成も担当します。
お客様の要望に合った製品ができているかどうかをチェックする部署なので、緊張感がありますが、その分やりがいもある仕事です。
営業職
当社の製品を、
世の中に届ける仕事です。
自社の化学製品を提案・販売する、法人営業を行います。
【主な業務内容】- 企業のニーズをヒアリングする
- 現在製造中の化学製品について、社内で納期を確認して調整する
- 企業との打ち合わせをする
お客様とは、対面やWeb面談などで打ち合わせを行います。
面談のための資料準備や見積書の作成、社内調整なども営業の重要な役割です。
その他、月2回ほどの国内出張や、年2~3回ほどの海外出張もあります。